【厳選13ワード!】ここぞというときに役立つ中国語の接客フレーズ!

飲食店や家電量販店などで中国語を話している人を見かけることが多くなってきたような気がしませんか?もしそう思っている方がいたら、その感覚は全くもって大正解です。

実は、訪日中国人の数は年々増えていていて、2015年には約500万人2019年の時点では約960万人にまで達しています。(日本政府観光局(JNTO)

飲食店や家電量販店などでアルバイトをしたことがある人ならば、何度か中国語話者の接客をしたことがあるのではないでしょうか?

[chat face=”cropped-Ryucha_sama.png” name=”りゅうちゃ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]僕も中国語を勉強しながら飲食店でアルバイトをしていたので、何度か中国語を話されている方の接客をしたことがありますが、うまく言葉が出てこなかった経験があります。[/chat]

「中国人のお客さんにどう対応したらいいかわからない」「ちょっとでも中国語で会話できるようにしたい」

本記事では、そんな方に向けて中国語話者のお客様が来たときに対応できるよう、簡単な中国語のトークスクリプトを紹介しています。

[chat face=”cropped-Ryucha_sama.png” name=”りゅうちゃ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]ぜひ最後までご覧ください![/chat]

基本的な中国語の接客フレーズ

本章では最も基本的な接客フレーズを、「来店時」「接客時」「会計時」3つのシーンに分けて紹介します。

中国語の接客フレーズ「来店時」

  • 你好(Nǐ hǎo)「こんにちは」
  • 欢迎光临(Huān yíng guāng lín)「いらっしゃいませ」
  • 谢谢(Xiè xiè)「ありがとうございます」
  • 您几位(nín jǐ wèi)「何名様ですか?」
  • 这边请(zhè biān qǐng)「こちらへどうぞ」
  • 请稍等(qǐng shāo děng)「少々お待ちください」

中国語の接客フレーズ「接客時」

  • 不客气(Bú kèqì)「どういたしまして」
  • 有(Yǒu)没有(Méiyǒu)「あります/ありません」
  • 对不起(duì bù qǐ)「大変申し訳ございません」
  • 明白了(míng bái le)「承知いたしました」
  • 让您久等了(Ràng nín jiǔ děng le)「お待たせいたしました」
  • 要点餐了吗?(yào diǎn cān le ma)「お決まりですか?」

中国語の接客フレーズ「会計時」

  • 付现还是刷卡?(fù xiàn hái shì shuā kǎ)「現金ですか?カードですか?」
  • 请在这里签名(Qǐng zài zhèlǐ qiānmíng)「ここにサインをお願いします」
  • 谢谢光临(Xièxiè guānglín)「またお待ちしております」

中国語の接客でよくある質問とその答え方

さて、基本的な中国語の接客フレーズを覚えていただけたところで、本章では、実際にどのようなシチュエーションで上記の接客フレーズが使われるのかをみていきましょう。

[chat face=”cropped-Ryucha_sama.png” name=”りゅうちゃ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]実際に僕が聞かれたときの会話をそのまま引用しています![/chat]

シチュエーション①

お客さん:

-在哪结账呢?「お会計はどこですか?」

受け答え:

-在那边 / 在入口那边 / 在座位上(あそこです/入り口のとこです/テーブルでお受けします)

家電量販店などの広い店舗や、レストランなどで最もよく聞かれる質問です。

場所の説明が難しいときは、『请稍等(qǐng shāo děng)「少々お待ちください」』を使って待ってもらうか、『这边请(zhè biān qǐng)「こちらへどうぞ」』を使って誘導しましょう。

シチュエーション②

お客さん:

-这里有中文菜单吗?有中文menu吗?「中国語のメニューはありますか?」

受け答え:

-有/没有「あります/ありません」

「メニュー」は中国語で「菜单(cài dān)」ですが、最近の中国、台湾人の方はそのまま「menu」と英語で言うことが多いです。

[chat face=”cropped-Ryucha_sama.png” name=”りゅうちゃ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]僕が留学していた当時は「menu」と言う人がほとんどでしたね![/chat]

シチュエーション③

お客さん:厕所在哪儿?「トイレはどこですか?」

受け答え:这边请「こちらへどうぞ」

特定の場所の近くにある場合は、「在~附近」「在~的旁边(zài ~ de páng biān)」などを使って説明しましょう。

ただし、トイレの場所の説明が難しい場合は、上記の例文通り、「こちらへどうぞ」と促して案内してあげましょう。

また、「李姉妹ch」と言う姉妹Youtuberが出している以下の動画が非常に参考になるのでぜひチェックしてみてくださいね。

中国語の接客フレーズ「POPに書く場合」

大勢の人が出入りするお店では、店員1人がひたすらに対応するのが難しいケースがほとんどです。そう言った場合、POPなどを使ってお客様に喚起を行うかと思います。

本章ではPOPに表記する際の中国語フレーズをいくつか紹介いたします。

中国語では同じ意味でも、話し言葉と書き言葉で表記が異なるケースがあります。POPを作る機会がある方は注意をしてください。

  • 禁止拍照/请勿拍照(写真はご遠慮ください)
  • 禁止吸烟/请勿吸烟(禁煙です/タバコはご遠慮ください)
  • 禁止触摸/请勿触摸(接触禁止/お手を触れないでください)
  • 请在入口脱鞋(入り口で靴を脱いでください)

「〜しないでください」と言う注意喚起をする場合、表記の仕方は「禁止(jìn zhǐ)〜」「请勿(qǐng wù)〜」と言う2つがあります。

前者の場合は、強い禁止を表し、見た人にややドライな印象を与えます。後者は控えめに禁止を促す印象を与えます。

中国語の接客フレーズ「まとめ」

本記事では、明日から使えるレベルの簡単な中国語の接客フレーズをいくつか紹介させていただきました。

しかしやはり、実際には普段から話し慣れていないと中国語で接客するのは難しいです。

ですので、答えられない時は素直にわからないと言う表情・態度をとりましょう。

[chat face=”cropped-Ryucha_sama.png” name=”りゅうちゃ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]挑戦と礼儀の線引きをしっかりとした上で、中国語での接客にチャレンジしてみてくださいね![/chat]

また、本サイトでは他にも中国語の文法や、オススメの参考書などの紹介も行なっています。

ぜひチェックしてみてくださいね。

https://ryu-cha.com/chugokugo-hui-tsukaikata/

https://ryu-cha.com/chugokugo-sankousho/

[chat face=”cropped-Ryucha_sama.png” name=”りゅうちゃ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]一緒に中国語の勉強頑張りましょうね![/chat]

【中国語で自己紹介!】基本フレーズやテンプレートを大紹介!

「中国語の自己紹介って何を言えばいいの?」「中国語の自己紹介フレーズを覚えたい」

中国語を学習していれば、中国人や台湾人など、ネイティブと話す機会も少なからず出てくるかと思います。

中国語を学習している身としては、自己紹介ぐらいできるようになっておきたいですよね。

本記事では、中国語学習歴7年、台湾No.1大学に留学経験ありの筆者が、ちょっとした自己紹介をするときに使える中国語フレーズをご紹介します。

[chat face=”cropped-Ryucha_sama.png” name=”りゅうちゃ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]自己紹介に必要な要素と、自己紹介をコンパクトにまとめる方法を解説しているので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!![/chat]

中国語の自己紹介「中国語で基本プロフィール」

「中国語で自己紹介」となると、「何か特別なことを言わなければならないのかな」と構えてしまうかもしれません。

ですが基本的に、中国語での自己紹介も日本語で自己紹介をするときと同じで問題ありません。

本章では、名前や年齢、学校名など、いわゆる「基本プロフィール」の言い方についてまとめていきます。

[box05 title=”中国語の基本プロフィール”]

  • 名前
  • 年齢
  • 高校・大学名
  • 仕事内容
  • 出身地
  • 趣味・ハマっていること
  • 干支

[/box05]

中国語の自己紹介「名前」

自分の名前を名乗る場合には、「姓(xìng)」か「叫(jiào)」のどちらかを使います。

[box05 title=”名前の名乗り方”]

  • 我姓~
  • 我叫~

[/box05]

例)我姓山田(wǒ xìng shān tián)

例)我叫山田达哉(wǒ jiào shān tián dá zāi)

→私は山田です。/私は山田達哉といいます。

上の例のように、「姓(xìng)」の後ろには苗字、「叫(jiào)」の後ろには、フルネームもしくは名前を置きます。

[chat face=”cropped-Ryucha_sama.png” name=”りゅうちゃ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]ほとんどの場合は「叫」を使います![/chat]

中国語の自己紹介「年齢」

例)我今年二十一(wǒ jīn nián èr shí yī suì)

→私は今年で21歳です。

自分の年齢を答えるときは、上の例のように「我今年〜岁」というように答えればOKです。

「〜」の部分に自分の年齢を入れて答えましょう。

[chat face=”cropped-Ryucha_sama.png” name=”りゅうちゃ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]「中国語の数字の数え方」は以下の記事を参考にしてみてください![/chat]

https://ryu-cha.com/chugokugo-suji-yokmikata/

中国語の自己紹介「高校・大学名」

例)我在上早稻田大学(wǒ zài shàng dà xué zǎo dào tián dà xué)

→私は早稲田大学に通っています。

上のように、「我在上〜」の「〜」の部分に自分の通っている大学名を当てはめて答えましょう。

「上大学(shàng dà xué)」で大学に通うという意味になります。

ちなみに、高校は「高中(gāo zhōng)」、中学は「中学/初中(zhōng xué /chū zhōng」と言います。

[chat face=”cropped-Ryucha_sama.png” name=”りゅうちゃ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]台湾では、中学校のことを「国中(guó zhōng)」と言いますよ![/chat]

中国語の自己紹介「出身地」

例)我的出身地是东京(wǒ de chū shēn d shì dōng jīng)

例)我在东京出生(wǒ zài dōng jīng chū shēng)

→私の出身地は東京です。/私は東京の生まれです。

中国語で出身地を答えるときは、「我的出身地是~」もしくは「我在~出生」を使います。

「〜」の部分に自分の出身地の県を入れて答えましょう。

中国語の自己紹介「趣味・ハマっていること」

例)我的爱好是看电影(wǒ de ài hǎo shì kàn diàn yǐng)

例)我对看电影有兴趣(wǒ duì kàn diàn yǐng yǒu xìng qù)

→私の趣味は映画を見ることです。/私は映画を見ることに興味があります。

自分の趣味を話すときは、「我的爱好是~」「我对~有兴趣」という2つの言い方をします。

「〜」の部分に自分の趣味やハマっていることを入れて答えましょう。

中国語の自己紹介「干支」

例)我是属龙的(wǒ shì shǔ lóng de)

→私は辰年です。

日本ではなかなかないのですが、中国語の挨拶では、たまに干支を聞かれることがあります。

もし、「你是属什么的?(nǐ shì shǔ shén me de)」と聞かれたら、上の例のように、

「我是属〜(wǒ shì shǔ)」と答えましょう。

「〜」の部分には、自分の干支を入れます。以下に中国語の干支の言い方を載せたのでぜひ参考にしてみてください。

子(ね) 老鼠(lǎo shǔ)
丑(うし) 牛(niú)
寅(とら) 老虎(lǎo hǔ)
卯(う) 兔子(tù zǐ)
辰(たつ) 龙(lóng)
巳(み) 蛇(shé)
午(うま) 马(mǎ)
未(ひつじ) 羊(yáng)
申(さる) 猴子(hóu zǐ)
酉(とり) 鸡(jī)
戌(いぬ) 狗(gǒu)
亥(い) 猪(zhū)

中国語の自己紹介「30秒で自己紹介」

ここまでで、基本的な自己紹介のフレーズについて解説してきました。

本章では、前章で紹介したフレーズを使って「30秒」にまとめる作業をして行きたいと思います。

自己紹介でただ事実を羅列するのと、順番を意識して話すのとでは相手に与える印象は大違いです。

自己紹介のまとめ方

今回は30秒で設定しましたが、短めの自己紹介ではフレーズの繋げ方が重要です。

「30秒」の自己紹介であれば、伝えるべきは「名前」「年齢」「学校」「趣味」です。

ですので、この4つをまずはうまく繋ぎ合わせましょう。

例)名前:山口達哉、年齢:20歳、学校:慶應大学、趣味:釣りに行くこと

上の例のようなプロフィールの人の自己紹介をします。

自己紹介例1)

大家好,我叫山口达哉。我今年20岁。我在上庆应大学。我的爱好是去海边钓鱼。

(みなさんこんにちは、私は山口達哉と言います。今年20歳です。私は慶應大学に通っています。私の趣味は海に行って釣りをすることです。)

もちろんこれでもOKですが、文章がやや平坦ですよね。ですので、これを以下のように変えてみます。

自己紹介例2)

大家好,我叫山口达哉,请叫我「达哉」。我今年20岁,现在是庆应大学的3年级。然后,我的爱好是去海边钓鱼。

(みなさんこんにちは、私は山口達哉と言います。「達哉」って呼んでください。私は今年20歳で、現在、慶應大学の3年生です。それから、私の趣味は海に行って釣りをすることです。)

具体的に変更したのは赤字の部分です。これであれば、文章全体に流れができるので、聴く側にとってもスラスラと情報が入ってきます。

[chat face=”cropped-Ryucha_sama.png” name=”りゅうちゃ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]ちなみに2個目の赤字で書いた「然后(rán hòu)」は接続詞として多用するのでぜひ覚えておいてください![/chat]

自己紹介の最後には気の利いた一言を

聞いてる側も、「あぁ、この人はまだ始めたばかりなんだな」と気づいてくれるかと思います。

ですが、最後に気の利いた一言を添えられるかどうかで、相手の今後の自分に対する印象が大きく変わります。

以下で紹介している3つは、自己紹介の最後に添える言葉にぴったりのフレーズです。

[chat face=”cropped-Ryucha_sama.png” name=”りゅうちゃ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]自己紹介の最後に組み込んでみてください![/chat]

例1)很高兴认识你们(hěn gāo xìng rèn shì nǐ men)

→お会いできてとても嬉しいです。

例2)请多多指教(qǐng duō duō zhǐ jiào)

→是非ともよろしくお願いします

例3)以后希望跟你们多多交流(yǐ hòu xī wàng gēn nǐ men duō duō jiāo liú)

→今後もあなた(がた)とたくさん交流したいです

ただ自分の情報を並べるだけでは、聞き手に「だから?」という印象を与えてしまいます。

[chat face=”cropped-Ryucha_sama.png” name=”りゅうちゃ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]相手に「自分のことをぜひ知ってください」と伝えるためにも、最後に一言添えるということを意識してみてくださいね。[/chat]

中国語の自己紹介「まとめ」

以上、本記事では、中国語の自己紹介について解説させていただきました。

自己紹介は会話のスタートなので、言いたいことをしっかりと伝えられるように練習しておきましょう。

最後に今回紹介した自己紹介の例をテンプレートとして載せておくので、「〜」で示した部分を自分の情報に変えて活用してみてくださいね。

[box03 title=”自己紹介テンプレート”]

大家好,我叫「名前」,请叫我「あだ名」。我今年「年齢」岁,现在是「大学名」大学的「年次」年级。然后,我的爱好是「趣味」。很高兴认识你们,请多多指教!

(みなさんこんにちは、私は「〜」と言います。「〜」って呼んでください。私は今年「〜」歳で、現在、「〜」大学の「〜」年生です。それから、私の趣味は「〜」です。みなさんにお会いできて嬉しいです、よろしくお願いします!)

[/box03]

[chat face=”cropped-Ryucha_sama.png” name=”りゅうちゃ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]今回も最後までご覧いただきありがとうございました!一緒に中国語の勉強頑張っていきましょう![/chat]

 

 

【中国語独学の5ステップ!】元台湾No.1大学の留学生が徹底解説!

「中国語ってどうやって独学すればいいの?」「中国語を習得したいんだけど、スクールに通うお金がない、、」

中国語を独学で始めようと思っている方にとって不安になるのが、「スクールなしでどうやって勉強すればいいか」だと思います。

せっかく時間を割いて勉強するのだから、しっかりと中国語で会話できるレベルにまで高めたいですよね。

本記事では、中国語学習歴7年、台湾No.1大学に留学経験ありの筆者が、中国語初心者が独学で中国語を勉強するための方法について解説していきます。

[chat face=”cropped-Ryucha_sama.png” name=”りゅうちゃ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]僕が中国語学習で実践してきた方法も紹介しているので、ぜひ最後までご覧くださいね![/chat]

中国語を独学で踏むべき5つのステップ

語学の勉強を始めようとすると、「語学は独学では習得できないよ」「スクールに通った方がいいよ」という話をよく聞くと思います。

「中国語学習の習慣化」「勉強仲間ができる」といった面では、確かにスクールの方が利点があります。

ですが実際は、独学の5つのステップさえしっかりと理解していれば、スクールに通わなくても中国語の習得は可能です。

[chat face=”cropped-Ryucha_sama.png” name=”りゅうちゃ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]しっかりと継続することが大前提ですけどね(笑)[/chat]

[box05 title=”中国語を独学する上で必要な5つのステップ”]

  1. 正確な発音の習得
  2. 文法知識・語彙を増やす
  3. リスニング力を鍛える
  4. 発展的な文法の学習
  5. ネイティブと会話する

[/box05]

次章以降で、上述した独学の5ステップについて、1つずつ詳細を解説していきます。

中国語独学のステップ①「正確な発音の習得」

中国語独学のステップの1歩目は、正確な発音の習得です。

中国語の学習において最も大事なのが、正確な発音をしっかりマスターすることです。

中国語は他のどの言語よりも発音にクセのある言語です。だからこそ、独学する上でも一番最初に取り組む必要があります。

中国語には、「ピンイン(字の読み方)」「声調」という概念があります。

[chat face=”cropped-Ryucha_sama.png” name=”りゅうちゃ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]中国語の単語は、この「ピンイン」と「声調」の組み合わせによって成立しているんです![/chat]

例)我(wǒ)→[wo] がピンイン、[ǒ]の上の記号が声調を表します。

また中国語は基本的に「1音1語」の言語なので、同じピンインでも声調が違うだけで全く別の意味を表す単語になってしまいます。

中国語のピンインや正確な発音の練習方法に関しては、以下の記事でより詳しく解説しているのでぜひ参考にしてみてください。

https://ryu-cha.com/chugokugo-hatsuon-kotsu/

「正確な発音の習得」にオススメの参考書

日本語や英語と違って、中国語の発音をするときは口が疲れると言われています。

それは、中国語を発音するときの口の形が、日本語や英語と大きく異なるからです。中国語の正確な発音を習得するためには、口の形を特に意識する必要があります。

ここで紹介するのは、「中国語発音マスター」という参考書です。

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「中国語発音マスター」は、発音練習に特化した参考書です。

初心者でもわかりやすいよう、口の形がイラストとして載っているのが特徴です。

また、初心者が中国語の発音で間違えやすいパターンや、発音が難しい音のコツについても解説があるので、一冊買えば発音に関する基本を全てカバーすることができます。

「正確な発音の習得」にオススメのアプリ

超・中国語耳ゲー<ピンインゲームで耳を鍛えよう>
開発元:Majestech LLC
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正確な発音を身につけるためにオススメするアプリは、「超・中国語耳ゲー」です。

「超・中国語耳ゲー」は、以下の画像のように、音源と同じピンインを2択もしくは4択から選ぶという形式で、似た音を聞き分ける練習をします。

中国語初心者の多くがつまづきがちな発音をゲーム感覚でケアできるため、独学で発音を練習するのにもってこいのアプリです。

中国語独学のステップ②「文法知識・語彙を増やす」

基本的な発音ができるようになった後は、文法知識と語彙を増やすことを目標にしましょう。

語彙力・文法知識がなければ、リスニング練習を始めてもただの念仏のようにしか聞こえません。

具体的な目安で言うと、語彙力・文法知識ともに中国語検定準4級レベル(必要語彙300〜400単語)程度は、リスニング練習を始める前に習得しましょう。

中検準4級程度の語彙力があれば、リスニング練習をより効率的に行うことができます。

「文法知識・語彙を増やす」のにオススメの参考書

文法知識と語彙を増やすのにオススメなのは以下の2冊です。

どちらも「新ゼロからスタート中国語」シリーズで、上が単語学習、下が文法学習にうってつけの参考書になります。

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「新ゼロからスタート中国語」シリーズは、タイトル通り、完全初心者に向けて作られた参考書です。

他の参考書と違い、中国語の中でも基礎中の基礎と言える文法や単語を抜粋しています。

ですので、「新ゼロからスタート中国語」シリーズをしっかり学習すれば、中国語の基礎文法と基礎単語は習得できるということになります。

「文法知識・語彙を増やす」のにオススメのアプリ

HelloChinese – 中国語を学ぼう
開発元:HelloChinese Technology Co., Ltd.
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「Hello Chinese」では、HSK4級レベルまでの語彙や文法をカバーしており、基礎的な文法や語彙を抑えることができます。

また、単語の読み上げ機能もあるので、単語の発音がわからなくなってしまった場合でも安心して学習することができます。

中国語独学のステップ③「リスニング力を鍛える」

文法知識や語彙量が増えてきたら、リスニング力を鍛えていきましょう。

正しい発音ができていなければ、発音の聞き分けができませんし、文法知識や語彙がなければ何をいっているのか理解できません。

つまり、リスニング力を鍛えるためには、前提として正確な発音と一定レベルの文法知識や語彙力を身につける必要があるということです。

「リスニング力」を鍛える参考書

結論から言えば、リスニング力を鍛えるときは、会話文を聞くようにしましょう。

「リスニング力」とは、単純に単語を聞き取る能力ではなく、聞き取った単語をつなぎ合わせて文章全体の意味を捉える能力です。

ですので、短文や単語のみの聞き取りでは「リスニング」とは言いません。

[chat face=”cropped-Ryucha_sama.png” name=”りゅうちゃ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]留学先の中国語クラスでリスニングをしていた時も、必ず対話形式の音源を聞かされていました![/chat]

会話文の聞き取りをする場合は、出版社の出している参考書ではなく、HSKの過去問題集が最適です。

HSKのリスニング問題には、音源から流れる疑問文に対して4択で正しい答えを選ぶ形式と、会話を聞いて正しい選択肢を選ぶ形式の2つがあります。

どちらの形式も音源がちょうどいい長さなので、リスニングの練習にもってこいです。

「リスニング力」を鍛えるアプリ

HSK Online—中国語能力試験最適
開発元:Shanghai Yuxuan Information Technology Co. , Ltd
posted withアプリーチ

リスニング力を鍛えるのにオススメのアプリは、「HSK Online」です。

これはHSKの過去問題を勉強することができるアプリです。

「HSK Online」では、本番と同じ音源、つまり前述した2つの形式の問題を両方とも練習することができます。

中国語独学のステップ④「発展的な文法の学習」

リスニングまでしっかりできるようになれば、中国語の基礎はできているといって問題はありません。

ステップ④では、発展的な文法の学習を行いましょう。発展的な文法とは、簡単にいえば、普段使わないようなお堅い表現です。

[chat face=”cropped-Ryucha_sama.png” name=”りゅうちゃ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]例えば、日本語に置き換えて考えても、日常会話で使う言葉と、課題のレポートなどで使う言葉は違いますよね![/chat]

同じように、中国語にも、口語と書面語という区別が存在します。

①〜③のステップで中国語の基礎は身についているので、より知識を深める意味で、発展的な文法を学びましょう。

「発展的な文法」を学ぶのにオススメの参考書

発展的な文法を学習する際、一番気をつけなければならないのは基礎的な要素と混同させてしまうことです。

当たり前のことのように思えますが、中国語の文法は英語や他の言語と比べて簡単なので、誤った使い方をしてしまいがちです。

文法のミスを発見し、レベルの高い作文をするには、「誤用から学ぶ中国語」という参考書がオススメです。

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タイトルの通り、勘違いしやすい文法や、カンタンが故に間違えてしまう文法など、「誤用例」を元に文法解説を行なっている参考書です。

[chat face=”cropped-Ryucha_sama.png” name=”りゅうちゃ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]僕も「誤用から学ぶ中国語」を参考書として使ってますが、やはりとても有用です![/chat]

中国語独学のステップ⑤「ネイティブと会話する」

発展的な文法まで理解できるようになると、「自分は中国語ができるようになった」と思いがちです。

ですが、あくまでステップ④まではインプットの領域です。

発音もできる、リスニングもできる、の状態まできたら、実際にネイティブの方と会話をして、アウトプットをしましょう。

「え、それどうやって?」と思う方がほとんどだと思うので、本章では日本にいながら中国語ネイティブと話す方法について解説していきます。

日本で中国語ネイティブと話す方法

Clubhouse: Drop-in audio chat
開発元:Alpha Exploration Co.
posted withアプリーチ

本章でおすすめさせていただくのは、「クラブハウス」というアプリです。

「クラブハウス」とは、チャット系SNSの一種で、繋がりのある人間同士でおしゃべりを楽しむことができます。

クラブハウス内には多くのチャットグループが存在し、それぞれが自由にテーマを決めて会話を楽しんでいます。

[chat face=”cropped-Ryucha_sama.png” name=”りゅうちゃ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]某情報番組などで、有名人がラジオ感覚でグループを開いているという話もよく聞きますよね![/chat]

[box06 title=”あわせて読みたい”]

【かんたん図解】Clubhouse(クラブハウス)とは? 使い方・やり方と注意点をわかりやすく解説

[/box06]

チャットグループの中には、以下の画像のように中国語の勉強会を行っているグループも多く存在します。

[chat face=”cropped-Ryucha_sama.png” name=”りゅうちゃ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]僕も現在クラブハウス内の中国語学習グループに加入して中国語ネイティブと会話練習をしていますよ![/chat]

中国語学習グループに参加してもよし、自分でグループを作ってもよし、電車の中でラジオ感覚で聞くのもよし。

「クラブハウス」は汎用性が非常に高いので、中国語のみならず、語学学習全般で最も役に立つSNSといってもいいでしょう。

独学で中国語を学ぶためのマインド

スクールやオンライン講座であれば、教えてくれる人間や、一緒に学ぶ相手がいるのでモチベーションの維持がしやすいです。

それに対し、独学とは文字通り、「独り」で「学ぶ」ので、モチベーションの維持が難しいです。

前章で紹介したような中国語を独学するためのステップをしっかりと理解していても、モチベーションが維持できなければ意味がありません。

ですので、中国語を独学する場合は必ず、HSK中国語検定試験といった公開テストなどを使って「明確な目標」を設定しましょう。

[chat face=”cropped-Ryucha_sama.png” name=”りゅうちゃ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]例えば、「3ヶ月以内に中検4級に合格する!」だったり、「半年以内にHSK5級に合格する!」だったりです![/chat]

目標を決めるときのポイントは、短く具体的に設定することです。

例えば、「1年以内に会話できるようにする」では、期間も長い上に、「会話できる」という定義が曖昧な目標になってしまいますよね。

独学で中国語の習得を目指す場合は、短く具体的な目標を細かく立てて学習計画を立てるようにしましょう。

中国語を独学する方法「まとめ」

以上、本記事では、中国語の独学に必要な4ステップと、中国語を独学する上でのマインドについて解説させていただきました。

今回の内容を以下にまとめておくので、再度チェックしてみてください。

[box03 title=”本記事のまとめ”]

独学で中国語を学ぶための5ステップ

  1. 正確な発音の習得
  2. 文法知識・語彙を増やす
  3. リスニング力を鍛える
  4. 発展的な文法の学習
  5. ネイティブと会話する

短く具体的な目標を設定する

[/box03]

本記事では、ステップごとに最適な参考書やアプリを紹介させていただきましたが、他にも中国語学習に役立つ参考書やアプリが存在します。

気になる方はぜひ以下の記事を参考にしてみてください。

https://ryu-cha.com/chugokugo-sankousho/

https://ryu-cha.com/chugokugo-osusume-apuri/

[chat face=”cropped-Ryucha_sama.png” name=”りゅうちゃ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]最後までご覧いただきありがとうございました!中国語の勉強頑張っていきましょうね![/chat]

【超簡単!】Macで中国語のピンイン入力をする方法を画像付きで解説

「Macで中国語のピンイン入力をしたいんだけどどうすればいいの?」「中国語で検索したいんだけどキーボード設定がわからない」

中国語の入力の仕方がわからなくて、しょうがなく似ている漢字を入力して予測変換するという経験があるのではないでしょうか?

「iPhone」だけでなく、「Mac OS」でもピンイン入力をしたいという中国語学習者の方は多いと思います。

今回は、中国語学習歴7年、台湾No.1大学に留学経験のある筆者が、「Macで中国語のピンイン入力をする方法」について分かりやすく解説していきます。

[chat face=”cropped-Ryucha_sama.png” name=”りゅうちゃ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]画像付きで解説してくので、パソコンの操作が苦手な人も安心して読み進めてくださいね![/chat]

ピンイン入力をするためのキーボード設定

では実際に、パソコンでピンイン入力をするためのキーボード設定について解説していきます。

実際に踏む手順は以下の5ステップです。

[box05 title=”ピンイン入力設定の5ステップ”]

  1. ホーム画面左上のアップルマークから、システム環境設定を開く
  2. システム環境を開いたら、その中の「キーボード」を選択
  3. 「中国語-簡体字」を追加
  4. 「拼音-簡体字」を選択
  5. デスクトップの言語変更に「拼音-簡体字」が追加されているか確認

[/box05]

①ホーム画面左上のアップルマークから、システム環境設定を開く

②システム環境を開いたら、その中の「キーボード」を選択

「キーボード」を開くと、「ユーザ辞書」「ショートカット」「入力ソース」「音声入力」と4つの項目があります。今回は「入力ソース」を開きます。

「中国語-簡体字」を追加

初期段階では、「日本語-ローマ字入力」が設定されています。ここに、「中国語-簡体字」というものを追加するために、左下にある「+」を押します。

すると、下の画像のように、たくさんの言語が出てきます。

この中で、「簡体中国語」を選択します。

「拼音-簡体字」を選択

下の画像のように選択肢が5つ出てくるので、その中から「拼音-簡体字」を選択して、追加を押します。

⑤デスクトップの言語変更に「拼音-簡体字」が追加されているか確認

ここまで完了すると、上の画像のように、言語変換の部分に「拼音-簡体字」が追加されます。

[chat face=”cropped-Ryucha_sama.png” name=”りゅうちゃ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]これで、Macキーボードのピンイン入力設定は完了です![/chat]

ピンイン入力をするためのキーボード設定「まとめ」

以上、本記事ではMacでピンイン入力をするためのキーボード設定について手順を解説させていただきました。

下に今回紹介した手順をまとめておきますので、再度確認してみてください。

[box03 title=”ピンイン入力設定の5ステップ”]

  1. ホーム画面左上のアップルマークから、システム環境設定を開く
  2. システム環境を開いたら、その中の「キーボード」を選択
  3. 「中国語-簡体字」を追加
  4. 「拼音-簡体字」を選択
  5. デスクトップの言語変更に「拼音-簡体字」が追加されているか確認

[/box03]

【中国語の疑問文】元台湾No.1大学の留学生が例文付きで徹底解説!

「中国語の疑問文ってどうやってつくるの?」「この疑問文にはどうやって答えればいいの?」

中国語の「疑問形」の作り方は、中国語文法の中でも基礎中の基礎と言って過言ではないです。

中国語の疑問文の作り方は非常に簡単だと言われています。ですが、その分忘れやすいし間違えやすいのもまた事実です。

本記事では、中国語学習歴7年、台湾No.1大学に語学留学経験ありの筆者が、中国語の疑問文の作り方や答え方について、初心者でもわかりやすいよう徹底的に解説しています。

[chat face=”cropped-Ryucha_sama.png” name=”りゅうちゃ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]「うっかり疑問文の作り方・答え方忘れちゃった」という方も、最後までしっかり読んで中国語の疑問文について理解しちゃってくださいね![/chat]

中国語の疑問文は5種類

中国語の疑問文は全部で5種類あります。ただし、5種類の中にも「疑問詞」を使うか使わないかという分類があります。

[box05 title=”中国語の2種類の疑問文”]

  • 疑問詞疑問文
  • 疑問詞を使わない疑問文

[/box05]

また、疑問詞を使わない疑問文の中にも4種類の言い方が存在します。

[box05 title=”「疑問詞を使わない」4種類の疑問文”]

  • 是非疑問文
  • 反復疑問文
  • 選択疑問文
  • 省略疑問文

[/box05]

上記のように、中国語の疑問文には、疑問詞を使うものと疑問詞を使わないものを合わせて、全部で5種類存在します。

次章からは、この5種類の疑問文の作り方や答え方などについて解説していきます。

[chat face=”cropped-Ryucha_sama.png” name=”りゅうちゃ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]例文付きなので中国語学習初心者の方も安心して読み進めてくださいね![/chat]

中国語の疑問文「疑問詞疑問文」

疑問詞疑問文とは、「哪里(nǎ lǐ)」「什么(shén me)」「为什么(wèi shén me)」「怎么(zěn me)」など、疑問詞を用いて作られる疑問文です。

疑問詞疑問文の作り方

疑問詞を使って疑問文を作る場合、聞きたい部分を疑問詞に置き換えればOKです。

例1)我想去迪斯尼乐园(私はディズニーランドにいきたい)

 →你想去哪里?(どこにいきたい?)

例1で言えば、「迪斯尼乐园(ディズニーランド)」という場所名詞が「哪里(どこ)」という場所を表す単語に置き換えられています。

例2)我搭计程车来这里(私はタクシーに乗ってきた)  

→你怎么过来这里的?(どうやってここにきたの?)

また、例2では「搭计程车(タクシーに乗る)」という手段が「怎么(どうやって)」という手段を表す疑問詞に置き換わっています。

[chat face=”cropped-Ryucha_sama.png” name=”りゅうちゃ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]英語のように、「疑問詞を先頭に持って来なければいけない」などのルールはないんです![/chat]

疑問詞疑問文でよく使うのは、英語でいう「5W1H」と呼ばれる疑問詞です。

[chat face=”cropped-Ryucha_sama.png” name=”りゅうちゃ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]「いつ・どこで・誰が・(なぜ)・何を・どうやって」]っていうあれですね![/chat]

「5W1H」の疑問詞は会話でよく使うものです。

疑問詞を一気に覚えられないという方は、以下の疑問詞だけ優先して覚えておきましょう。

什么时候(shén me shí hòu) いつ
哪里(nǎ lǐ) どこ・どこで
谁(shéi) 誰・誰が
为什么(wèi shén me) なぜ・どうして
什么(shén me) なに
怎么(zěn me) どのように・どうやって

疑問詞疑問文の答え方

疑問詞疑問文を使って質問された場合、使われた疑問詞に対応する単語を答えればOKです。

例)你是从哪里搬过来的?(あなたはどこから引っ越してきたの?)

→是台湾的高雄(台湾の高雄だよ)

上の例の場合でも、「哪里」という場所を聞く疑問詞に対して、「台湾的高雄」という場所を表す単語で答えています。

日本語でもそうですが、「あなたはどこから来たの?」と聞かれて「私は〜から来ました」ってあんまり言わないですよね。

ほとんどの人は、「〜です」と、場所だけ答えるかと思います。

同じ要領で中国語の疑問詞疑問文に答える際も、疑問詞に対応する単語だけ答えれば問題ありません。

[chat face=”cropped-Ryucha_sama.png” name=”りゅうちゃ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]もちろん「我是从台湾的高雄搬过来的」と全文言っても間違いではありませんよ![/chat]

中国語の疑問文「是非疑問文」

是非疑問文とは、肯定文の最後に「吗(ma)」をつける疑問文です。

是非疑問文の作り方

例1)我是台湾人(私は台湾人です)

→你是台湾人?(あなたは台湾人ですか?)

「是非」とあるように、質問内容は「はい」か「いいえ」で答えられるものに限られます。

上の例1も、「台湾人か」という、「はい」か「いいえ」が答えになる質問内容ですよね。

[chat face=”cropped-Ryucha_sama.png” name=”りゅうちゃ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]肯定文の最後に「吗(ma)」をつければいいだけなので、非常に簡単ですよね![/chat]

是非疑問文の答え方

例1)你台湾人吗?(台湾人ですか?)

-是/不是 (そうです/違います)

例2)外面很吗?(外は暑いですか?)

-很/不太热 (暑くないです/暑いです)

是非疑問文に答えるときは、相手が使った動詞や形容詞をそのまま答えれば問題ありません。否定の場合は、単語の前に「不」を置きます。

また、「はい」か「いいえ」か答えれば良いので、答える際に「对」や「不对」を使っても問題ありません。

[chat face=”cropped-Ryucha_sama.png” name=”りゅうちゃ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]慣れてくれば自然と「对」「不对」で答えるようになるので、最初は基本に忠実に相手が使った動詞をそのまま使いましょう![/chat]

中国語の疑問文「反復疑問文」

反復疑問文とは、動詞や形容詞、助動詞の肯定形と否定形を交互に繰り返す疑問文です。

反復疑問文の作り方

例1)你要不要去留学?(あなたは留学に行くんですか?)

例2)你有没有吃饭?(あなたは朝ごはん食べましたか?)

例3)你觉得这个可不可以?(君はこれでいいと思う?)

是非疑問文と同じように、質問内容は「はい」か「いいえ」で答えられるものになります。

また、例3のように、2語以上で構成されている動詞や助動詞、形容詞は、前の1語のみ残して肯定形と否定形を並べます。

例)喜欢→喜不喜欢 应该→应不应该 认识→认不认识 离开→离不离开

[chat face=”cropped-Ryucha_sama.png” name=”りゅうちゃ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]ただし、例外はあるので注意です![/chat]

反復疑問文の答え方

反復疑問文の場合も、是非疑問文と同じように、相手が使った動詞や助動詞、形容詞をそのまま肯定形か否定形にして答えます。

例1)你有没有看过那部电影?(あの映画見たことある?)

/没有(あるよ/ないよ)

例2)你觉得这个可不可以?(これいけると思う?)

→(我觉得)可以/(我觉得)不行

中国語の疑問文「選択疑問文」

選択疑問文とは、「还是(hái shì)」を使って、「AかBか」の選択をさせる疑問文です。

選択疑問文の作り方

例1)你想去海边,还是山上?(海行きたい?それとも山に行きたい?)

選択疑問文を作るときは、候補の2つを「还是(hái shì)」で挟んで、「A+还是+B」という形にします。

[chat face=”cropped-Ryucha_sama.png” name=”りゅうちゃ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]イメージで言えば英語の「or」ですね![/chat]

選択疑問文の答え方

選択疑問文の質問に答える際には、比較されたどちらかの単語あるいは節を答えます。

例1)你要吃拉面还是寿司?(ラーメンと寿司どっちが食べたい?)

→(我要吃)拉面/(我要吃)寿司

例2)你要出去玩还是继续睡觉?(遊びに行く?それともこのまま寝る?)

→(我要)出去玩/(我要)继续睡觉

中国語の疑問文「省略疑問文」

省略疑問文とは、その名の通り、質問内容を省略して質問できる疑問文です。

省略疑問文の作り方

例1)我很喜欢这个演员,你?(私あの俳優好きなんだけど、君?)

例2)我看,我跟他不合,你觉得?(私彼と合わないと思うんだけど、君どう思う?)

例1のように「名詞+呢」、もしくは例2のように「肯定文+呢」を使うことで、前の内容から推測できる質問内容を省略することができます。

[chat face=”cropped-Ryucha_sama.png” name=”りゅうちゃ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]ちなみに例2の「看」は口語でよく使う、「思う」という意味でしたね![/chat]

https://ryu-cha.com/chugokugo-omou/

省略疑問文の答え方

省略疑問文に答える場合、相手の意見に対して否定でも肯定でも自分の意志を伝えます。

例1)我觉得这部电影不好看,你

(この映画面白くないと思うんだけど、どう思う?)

→肯定・・・我也这么觉得/我也同意/我觉得跟你一样

→否定・・・我觉得~(自分の意見)

[chat face=”cropped-Ryucha_sama.png” name=”りゅうちゃ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]省略疑問文の回答は、相手と同じ意見の場合、自分の意見を省略できます![/chat]

中国語の疑問文「まとめ」

以上、本記事では中国語の疑問文の作り方について解説させていただきました。

今回は疑問文の作り方の基礎的な部分を重点的に解説しましたが、実際の会話ではさまざまな活用があります。

以下に今回の重要点をまとめておくので、参考にしながら復習してみてくださいね。

[box03 title=”本記事の重要点”]

  • 中国語の疑問文は5種類
  • 疑問詞疑問文
  • 是非疑問文
  • 反復疑問文
  • 選択疑問文
  • 省略疑問文

[/box03]

そのほか、中国語学習初心者に向けて、中国語の勉強に役立つ参考書をご紹介しているのでしっかり基礎固めをしたい方はチェックしてみてください。

https://ryu-cha.com/chugokugo-sankousho/

[chat face=”cropped-Ryucha_sama.png” name=”りゅうちゃ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!一緒に中国語の勉強頑張っていきましょう![/chat]

【例文付きで完全マスター!】中国語の「会」の使い方や意味を徹底解説!

「中国語の『会』の使い方って?」「『会』には何個意味があるの?」

中国語学習の中でも比較的最初に学ぶであろう「会」ですが、実は「〜できる」を表現する以外にもいくつか使い方があります。

本記事では、中国語学習歴7年、台湾No.1大学に語学留学経験ありの筆者が、中国語の「会」の意味を初心者でもわかりやすいよう徹底的に解説しています。

[chat face=”cropped-Ryucha_sama.png” name=”りゅうちゃ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]最後までしっかり読んで中国語の「会」の使い方と意味をバッチリ理解しちゃってください![/chat]

中国語の「会」の使い方は3つ

中国語の「会」には大きく分けて、「可能」、「可能性・推測」、「能力の高さの強調」の3つの使い方があります。

[box05 title=”3つの「会」”]

  • 可能
  • 可能性・推測
  • 能力の高さ

[/box05]

また、品詞的に見れば「会」は助動詞に当たるので、動詞の前におきます。

「会」を含めた文章の基本文型は以下のようになります。

[box05 title=”「会」の基本文型”]

  • 主語+「会(huì)」+動詞

[/box05]

[chat face=”cropped-Ryucha_sama.png” name=”りゅうちゃ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]基本文型を踏まえた上で、次章からは3つの「会」の使い方について確認していきましょう![/chat]

中国語の「会」の使い方「可能」

日本語でいう「〜できる」という可能の意味を表すのが「会」の1つ目の使い方です。

中国語の「〜できる」表現は、いくつかのケースに分けられます。

「会」の場合は、いくつかある「〜できる」表現の中でも技術的・能力的に可能であることを表します。

例1)我讲日文(私は日本語が話せます

例2)我用机器(私は機械の操作ができます

上の例1では能力的な意味での「〜できる」が使われていて、例2では技術的な面での「〜できる」が使われています。

[chat face=”cropped-Ryucha_sama.png” name=”りゅうちゃ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]「会」は技術的・能力的な「〜できる」と覚えておきましょう![/chat]

[chat face=”cropped-Ryucha_sama.png” name=”りゅうちゃ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]その他の「〜できる」表現については以下の記事を参考にしてみてくださいね![/chat]

https://ryu-cha.com/chugokugo-dekiru-tsukaiwake/

中国語の「会」の使い方「可能性・推測」

日本語でいう「〜かもしれない」「〜だろう」という可能性や推測といった使い方をするのが「会」の2つ目の使い方です。

例1)这次可能失败(今回は失敗するかもしれない

例2)他明天也来(彼は明日も来るだろう

上の例1では可能性を表す「〜かもしれない」が使われていて、例2では推測の「〜だろう」が使われています。

「可能性・推測」の「会」は、前に可能性を強調する「一定(yí dìng)」や「可能(kě néng)」、「应该(yīng gāi)」などと組み合わせることができます。

[box05 title=”「会」の修飾”]

  • 一定会・・・必ず〜だろう、きっと〜だろう
  • 可能会・・・〜かもしれない
  • 应该会・・・たぶん〜だろう

[/box05]

「会」単体でも問題ありませんが、「〜だろう」の程度をより詳しく説明するときは、上記のように「会」を修飾して使います。

中国語の「会」の使い方「能力の高さ」

日本語でいう「〜するのがうまい」という能力の高さを表すのが「会」の3つ目の使い方です。

「会」を使って能力の高さを表す場合、「会」の前には必ず「很(hěn)」「真(zhēn)」などの程度副詞をおきます。

例1)他很会踢足球(彼はとてもサッカーがうまい)

例2)他真会说话(彼は話がめちゃくちゃうまい)

上の例のように、主語の「動詞」する能力が非常に長けているときに、「程度副詞」+「会」を使って能力の高さを表現することができます。

[chat face=”cropped-Ryucha_sama.png” name=”りゅうちゃ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]ちなみに例2は、皮肉めいた意味で捉えることもできますよ![/chat]

中国語の「会」の否定文・疑問文

では最後に、「会」の否定文と疑問文の作り方について解説していきます。

「会」の否定文や疑問文を作る場合、「可能」、「可能性・推測」どちらの意味であったとしても同じ作り方です。

[chat face=”cropped-Ryucha_sama.png” name=”りゅうちゃ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]能力の程度を表す「会」は、否定形にすると「〜できない」で、可能と同じ意味になるので、気にしなくて大丈夫です![/chat]

中国語の「会」の否定文

例)他讲中文(彼は中国語が話せる)

→他不会讲中文(彼は中国語が話せない

「〜できない」を表す否定文の場合は、肯定文の「会」の前に「不」を置いて「不会」とします。

ただし、「〜できなかった」と過去の可能否定を表すときに、「没」を使って「没会」とすることはできません。

「〜できなかった」という過去の否定を表したい場合は、「能」を使って「没能」とするか、可能補語の過去否定形を使います。

https://ryu-cha.com/chugokugo-dekiru-tsukaiwake/

https://ryu-cha.com/chugokugo-kanouhogo/

中国語の「会」の疑問文

「会」を使って疑問文を作る場合は、肯定形に否定形を重ねて「会不会」とするか、肯定文の後に「吗」をつけて「会〜吗」とします。

[box05 title=”「会」の疑問文”]

  • 「会不会」
  • 「会〜吗」

[/box05]

例)你会讲中文(あなたは中国語が話せる)

→你会不会讲中文?(あなたは中国語が話せますか?)

→你讲中文?(〃)

ただし、「会不会」と「吗」を同時に使って、「会不会〜吗」とはできないので注意しましょう。

中国語の「会」の使い方「まとめ」

以上、本記事では中国語の「会」の使い方や意味について解説させていただきました。

今回の重要点を以下にまとめておくので、復習の際の参考にしてみてください。

[box03 title=”本記事の重要点”]

「会(huì)」の使い方は3つ

  • 可能
  • 可能性・推測
  • 能力の高さ

[/box03]

また、以下の記事では、僕が実際に使ってみて「これならおすすめできる!」という参考書を紹介しています。併せて参考にしてみてください。

https://ryu-cha.com/chugokugo-sankousho/

[chat face=”cropped-Ryucha_sama.png” name=”りゅうちゃ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!一緒に中国語の勉強頑張っていきましょう![/chat]

 

 

【例文付き!】中国語の否定文「不・没」の意味と使い分けを徹底解説!

「中国語の否定文ってどうやって作るの?」「『不』と『没』の使い分けって?」

中国語の否定文で「不」と「没」を使うとき、それぞれの意味や使い分けをしっかりと意識できているでしょうか?

本記事では、中国語の否定文、「不」と「没」の使い分けについて、中国語学習歴7年、台湾No.1大学に留学経験ありの筆者がわかりやすく解説しています。

[chat face=”cropped-Ryucha_sama.png” name=”りゅうちゃ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]最後までしっかり読んで、中国語の否定文をバッチリマスターしちゃってください![/chat]

中国語の否定文は2種類

日本語の否定文は「〜してない」「〜しなかった」「〜じゃない」など、さまざまな言い方がありますよね。

中国語で否定文を作る際「不」や「没」を使う訳ですが、ただ動詞の前に「不」や「没」をおけばいいという訳ではありません。

[chat face=”cropped-Ryucha_sama.png” name=”りゅうちゃ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]どんな意味の否定かによって「不」と「没」を使い分けしなければいけないんです![/chat]

[box05 title=”2種類の否定文”]

  • 「不(bù)」を使う否定文
  • 「没(méi)」を使う否定文

[/box05]

では、「不」と「没」はどんな違いがあるのでしょうか?

次章からは、中国語の否定文について、「不」と「没」の使い方を解説していきます。

[chat face=”cropped-Ryucha_sama.png” name=”りゅうちゃ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]例文付きで解説しているので、中国語学習初心者の方も安心して読み進めてくださいね![/chat]

中国語の否定文「不」の使い方

まず「不」を使って否定文を作る場合の「不」の意味や使い方について解説していきます。

中国語の「不」を使って否定文を作るときには、「不」が表す意味をしっかり理解しておかないといけません。

[box05 title=”「不」の否定文の意味”]

  • 「未来」の否定
  • 「意志」の否定
  • 「習慣や性質」の否定

[/box05]

「不」の否定文「未来」

例1)今天他来(彼は今日来ない)

この場合の「不」は、現在より少し先、「未来」に起こる出来事を否定します。

「彼が来ない」のは話し手が話しているタイミングと比べて未来の話ですよね。

例2)他今天不会来(彼は今日来ないよ)

また、例2のように「不」の後ろに「会」をおいて「不会」とすると、「〜しないだろう」と言った具合で、より「未来の意味」が強くなります。

[chat face=”cropped-Ryucha_sama.png” name=”りゅうちゃ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]「会」には「できる」以外に可能性を表す「〜だろう」という意味がありましたよね![/chat]

https://ryu-cha.com/chugokugo-hui-tsukaikata/

「不」の否定文「意志」

例1)我敢做这件事(こんなことできない(=する勇気がない)よ)

例2)我要放弃自己的梦想(私は自分の夢を諦めない!)

この場合の「不」は「要」や「想」など願望を表す助動詞を否定したり、直接動詞を否定することで人の「意志」に関わる行為を否定します。

上の例1では、「不敢做」とすることで、その行為をすることに対して話し手の勇気が出ないことを表しています。

同様に例2でも、「放弃(諦める)」という人の意志に関わる行為を、「不要(不+助動詞)」の形を使って否定していますよね。

[chat face=”cropped-Ryucha_sama.png” name=”りゅうちゃ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]「不」には「人の意志」に関わる行為を否定する意味があると覚えておきましょう![/chat]

「不」の否定文「習慣や性質」

例1)我吃早餐(私は朝ごはんを食べません。)

例2)我本来是吃肉的(私は元々肉を食べない人だ。)

この場合の「不」は、習慣や話し手の性質についての否定を表します。

上の例1では、「朝ごはんを食べる」という日常的な習慣を行わないことを否定しています。

また例2では、話し手がベジタリアンであることを伝えたいので、「肉は食べない」という話し手の性質を表していることがわかると思います。

中国語の否定文「没」の使い方

次に「没(méi)」を使って否定文を作る場合の、「没」の意味や使い方について解説していきます。

中国語の「没」を使って否定文を作るとき、「没」が否定するのは以下の3つの意味です。

[box05 title=”「没」の否定文の意味”]

  • 「過去の動作」の否定
  • 「経験」の否定
  • 「現在の状態」の否定

[/box05]

「没」の否定文「過去の動作」

例1)今天他来(彼は今日来なかった

例2)今天早上吃早餐(今日の朝は朝ごはんを食べなかった

この場合の「没」は過去の動作に対する否定を表します。

上の例では、話し手のいる現在から、過去のことについて言及しているのがわかってただけるかと思います。

[chat face=”cropped-Ryucha_sama.png” name=”りゅうちゃ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]「没」で一番よく使われるのが「過去の動作」に対する否定ですね![/chat]

「没」の否定文「経験」

例)我有)学中文(私は中国語を勉強したことがない

この場合は、過去から現在に至るまでの経験の否定を表します。

上の例では「学中文(中国語を勉強する)」という経験が、過去から現在にかけてないということがわかると思います。

経験を否定する場合は、「没+動詞+过」という形をとり、「〜したことがない」と言った具合に訳します。

[chat face=”cropped-Ryucha_sama.png” name=”りゅうちゃ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]ただ、動詞が離合詞の場合は、「没+動詞+过+目的語」になるので注意ですよ![/chat]

離合詞とは・・・動詞と目的語が1つになって成り立っている動詞

(例:游泳,唱歌,见面,聊天,洗澡)

 

「没」の否定文「現在の状態」

例1)他今天学习(彼は今日勉強していない

例2)他今天还没打开课本(彼はまだ教科書を開いていない

この場合の「没」は現在の状態の否定を表しています。

上の例1では、彼が現在の時点でまだ勉強をしていないことがわかると思います。

また、例2のように、現在の状態を否定する「没」はよく「还(hái)」を前に置いて、「还没+動詞」の形で使われます。

「还没+動詞」と表現すると、「現状においては、〜していない」と言った具合に、現在の状況をより強調することができます。

[chat face=”cropped-Ryucha_sama.png” name=”りゅうちゃ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]日本語に訳すと、「まだ〜『動詞』していない」という意味になります![/chat]

中国語の部分否定と全部否定

前章までの解説で「不」と「没」を使った否定文の意味を理解していただけたかと思います。

本章では、否定文の応用で、初心者の方が間違えがちな「部分否定」と「全部否定」について解説していきます。

部分否定と全部否定の違いについて簡単にまとめると以下のようになります。

[box05 title=”「部分否定」と「全部否定」”]

  • 「不」+「都」・・・部分否定
  • 「都」+「不」・・・全部否定

[/box05]

中国語の否定文「部分否定」

例)这里卖的水果不都是进口的(ここの果物は全てが輸入物という訳ではない)

上の例では、「不」が「都」の前に置かれています。この場合、「不」が否定するのは「都是进口的(全て輸入物)」という部分です。

「全て」の対義語は「一部」なので、「不」が「都」の前に置かれ「不+都」の形になっている場合は「部分的な否定」を表します。

中国語の否定文「全部否定」

例)这里卖的水果都不是进口的

(ここの果物は全て、輸入物ではない(=全て国産だ))

上の例では、「不」が「都」の後ろに置かれています。この場合、「不」が否定するのは「是进口的(輸入品だ)」という部分のみです。

つまり、上の例の場合は、「都(全て)」の果物が「不是进口的(輸入品でない)」という解釈になるので、言い換えれば「全て国産である」と言えます。

「不」が「都」よりも後ろに置かれ、「都+不」の形になっている場合は、「全部否定」を表す意味になります。

[chat face=”cropped-Ryucha_sama.png” name=”りゅうちゃ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]語順を一つ間違えただけで意味が全然変わってしまうので要注意です![/chat]

中国語の否定文「まとめ」

以上、本記事では中国語の否定文と、「不」と「没」の使い分けについて解説させていただきました。

[box03 title=”本記事の重要点”]

・「不(bù)」が否定するのは3つ 

  • 「未来」
  • 「意志」
  • 「習慣や性質」

・「没(méi)」が否定するのは3つ

  • 「過去の動作」
  • 「経験」
  • 「現在の状態」

・「不」を置く位置に注意!

[/box03]

[chat face=”cropped-Ryucha_sama.png” name=”りゅうちゃ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!一緒に中国語の勉強頑張っていきましょう![/chat]

 

 

 

【例文付きで完全マスター!】中国語の「来」の意味と使い方を徹底解説!

「中国語の『来』ってどんだけ意味があるの?」「『来』の使い方をきちんと知っておきたい」

中国語の文章を読んでいると至る所に現れる「来(lái)」という単語。

動詞で使うときは「来る」という意味が多いですが、「来る」以外の意味で使われているときもありますよね。

本記事では、中国語学習歴7年、台湾No.1大学に語学留学経験ありの筆者が、中国語の「来」の意味を初心者でもわかりやすいよう徹底的に解説しています。

[chat face=”cropped-Ryucha_sama.png” name=”りゅうちゃ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]最後までしっかり読んで中国語の「来」の意味をバッチリ理解しちゃってください![/chat]

「来」の動詞の意味は大きく分けて5つ

「万能動詞」と呼ばれる中国語の「来(lái)」は、大きく分けると5つの意味があります。

それぞれ全く違う意味なので、しっかりチェックしてくださいね。

[box05 title=”5つの「来」の意味”]

  • 「来る」
  • 「送る・よこす」
  • 「呼びかけ」
  • 「自発的な意志」
  • 「動作代名詞」

[/box05]

次章から、1つずつ例文付きで解説していきます。

[chat face=”cropped-Ryucha_sama.png” name=”りゅうちゃ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]中国語学習初心者の方も安心して読み進めてくださいね![/chat]

中国語の「来」の意味①「来る」

「来(lái)」の1つ目の意味は「来る」です。

「来る」という意味での「来」はよく使うので中国語学習初心者の方も簡単に理解していただけるかと思います。

例1)我到这里了(私はここにきた

また、動詞だけではなく、方向補語として使う場合もあります。

「動詞+場所+来」の形を取ることで、「〜しにくる」という動作の方向を表します。

例2)老师我们的教室了(彼は私たちの教室に入って来た

[chat face=”cropped-Ryucha_sama.png” name=”りゅうちゃ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]方向補語については以下の記事をチェックです![/chat]

https://ryu-cha.com/chugokugo-houkouhogo/

中国語の「来」の意味②「送る・よこす」

「来」の2つ目の意味は、「送る・よこす」という意味です。

この場合、「人やモノ」を送ったり、「電話」をしたりする際の動詞として使われます。

例1)他给我了几个讯息(彼はメッセージを何件か送ってきた

例2)你能几个人帮忙吗?(何人か手伝いに寄越してもらうことってできる?)

上の例1の場合は、「主語+给+人+来+モノ」の形にすることで「『主語』が『人』に『モノ』を『送る』」という意味になっています。

また、例2では「来」の後ろに「数量+目的語」をおくことで、「(目的語)を(数量)寄越してくれ」という意味を表します。

中国語の「来」の意味③「呼びかけ」

「来」の3つ目の意味は、「呼びかけ」です。

「呼びかけ」の「来」は、「おいでおいで」や、怒っている場合であれば「来い!」といった意味を表します。

例1)来!叔叔给你个红包喔~!(おいでおいで!おじさんがお年玉あげるよ〜!)

この例の場合も、「来」を単体で使うことで「おいで」という呼びかけの意味を表しています。

例2)你这个笨蛋!过来!(この馬鹿者が!ちょっと来い!)

また、例2のように「来」単体ではなく、「过来」「来一下」などと言うこともできます。

中国語の「来」の意味④「自発的な意志」

「来」の4つ目の意味は、「自発的な意志」です。

「自発的な意志」とは、自分から何かを進んで引き受ける、やると言う意味です。

例1)如果你做不到的话,我替你喔?(もしやりきれなかったら俺やるよ?)

例2)不用了不用了,我自己(大丈夫大丈夫!自分でやるよ!)

上の例のように、何かの作業を自分が引き受けたり、あるいは自分の仕事を他人が代わりにやってくれようとしたときの断り文句などによく使われます。

[chat face=”cropped-Ryucha_sama.png” name=”りゅうちゃ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]「自発的な意志」の「来」は会話でホントによく使うので、しっかり頭に入れておきましょう!![/chat]

中国語の「来」の意味⑤「動作代名詞」

「来」の5つ目の意味は、「動詞代名詞」です。

[chat face=”cropped-Ryucha_sama.png” name=”りゅうちゃ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]意味というより使い方と言った方が適切ですね(笑)[/chat]

この場合は、会話をしている者同士が共通で理解している行為を「来」を使って表すことができます。

例1)喝起来喝起来!再一杯吧!(飲むぞ飲むぞ!もう一杯だ!)

例2)你唱歌唱得好!再一首吧!(歌上手いね!もう一曲いこう!)

例えば、上の例1のように、「飲む」という行為は、飲み会に参加している人に共通の行為として認識されているため「喝」を「来」に置き換えることができます。

例2であれば、「唱(歌う)」という行為は既にわかっていることなので、2回目に使うときは「来」で代用しています。

[chat face=”cropped-Ryucha_sama.png” name=”りゅうちゃ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]英語で、会話で2回目に出てきた動詞を「do」で置き換えるのと同じ原理ですね![/chat]

中国語の「来」の意味「まとめ」

以上、本記事では中国語の万能動詞、「来」が持つ意味について解説させていただきました。

今回の重要点を以下にまとめておくので、復習の際にぜひ参考にしてください

[box03 title=”本記事の重要点”]

「来(lái)」の意味は大きく分けて5つ

  • 「来る」
  • 「送る・よこす」
  • 「呼びかけ」
  • 「自発的な意志」
  • 「動作代名詞」

[/box03]

この記事では、動詞としての「来」の意味や使い方を解説しました。ですが「来」にはまだまだ意味があるんです。

「万能中国語」の「来」についてしっかり勉強したいという方はぜひ以下の参考書で勉強してみてください。

今回紹介したよりももっと多くの例文で「来」の意味や用法が解説されているので、より理解が深められますよ。

[chat face=”cropped-Ryucha_sama.png” name=”りゅうちゃ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!一緒に中国語の勉強頑張っていきましょう![/chat]

【例文付きで完全マスター!】中国語の受け身表現を徹底解説!

「中国語で『〜された』ってどう言えばいいの?」「中国語の受け身文ってどうやって作るの?」

中国語の受け身構文では、「被」を使って「〜された」を表すのが基本ですが、「被」の使い方にもいくつかのルールが存在するんです。

本記事では、中国語学習歴7年、台湾No.1大学に語学留学経験ありの筆者が、中国語の受け身文について、わかりやすく解説しています。

[chat face=”cropped-Ryucha_sama.png” name=”りゅうちゃ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]ぜひ最後まで読んで中国語の受け身文をマスターしちゃってくださいね![/chat]

中国語の受け身文は2種類

中国語で受け身の意味を持つ文章を作る際には、「被(bèi),叫(jiào),让(ràng),给(gěi)」の4つを使います。どの単語を使っても受け身文の基本文型は同じで、以下のようになります。

[box05 title=”受け身の文章の基本文型”]

  • 「主語」+「被・叫・让・给」+「動作主」+「動詞」+「α」

[/box05]

受け身を表す文章の場合、「被・叫・让・给」のどれを使っても間違いではないです。

ただし、細かい意味で分けると、「被」か「叫・让・给」という2種類に分類できます。「被」は書面語としての役割が強く、他の「叫・让・给」は口語的な役割が強いです。

次章以降は「被・叫・让・给」、それぞれの使い方とニュアンスの違いについて解説していきます。

[chat face=”cropped-Ryucha_sama.png” name=”りゅうちゃ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]例文付きで解説しているので、初心者の方も安心して読み進めてくださいね![/chat]

中国語の受け身文「被」

比較的書面語的な表現をしたい場合は、「被(bèi)」を使って受け身文作ります。

中国語学習初心者の形でよくありがちなのが、「『〜された』だから『被』使えばいいや」という間違いです。

実は、受け身の意味であればなんでも「被」が使えるというわけではないんです。

「〜された」という意味で「被」を使う際には、以下の3つのルールがあります。

[box05 title=”「被」を使うときのルール”]

  • 「話し手の不利益になる場合」
  • 「単独の動詞は使えない」
  • 「自動詞は使えない」

[/box05]

中国語の「被」のルール①「話し手が被害を受けた場合」

「被」を使うときの1つ目のルールは、「〜された」内容が、話し手の被害であることです。

間違った「被」の使い方の例

中国語の勉強を始めてまもない人がやってしまいがちなのが、下の例のような間違いです。

例1)这支圆珠笔他常用(このボールペンは彼によく使われている)

→他常用这支圆珠笔/这支圆珠笔是他常用的

この場合、日本語に訳せば「〜されている」で受け身の意味になります。

ですが、実際はただボールペンが彼に使われていることを意味しているため、「被」を使うことはできません。

そのため、受け身の形を使わずに、普通の肯定文を使います。

正しい「被」の使い方の例

正しい「被」の使い方は以下のようになります。

例2)我的脚踏车小偷偷走了(私の自転車は泥棒に盗まれた)

この場合は、盗まれた自転車の持ち主である「私」が被害を受けていることがわかります。

そのため、「被」を使って受け身の文章を作ることができます。

例3)我的脚踏车偷走了(私の自転車は盗まれた)

また、「被」を使うときは、上の例のように加害者を省略することも可能です。

[chat face=”cropped-Ryucha_sama.png” name=”りゅうちゃ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]「被」を使うのは「被害」を受けたとき!と覚えるといいかもですね![/chat]

中国語の「被」のルール②「動詞+α」の形にする

「被」を使うときの2つ目のルールは、「単独の動詞は使えない」です。

受け身文では対象がどのように被害を受けたかまで詳しく述べなければいけません。

そのため、受け身の構文で使われる動詞は、補語や「了」を補って、「動詞+α」の形になります。

[chat face=”cropped-Ryucha_sama.png” name=”りゅうちゃ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]動詞を状態を詳しく説明するときは、補語変化の「了」を使うんでしたね![/chat]

https://ryu-cha.com/chugokugo-hogo/

https://ryu-cha.com/chugokugo-le-tukaikata/

間違った「被」の使い方の例

中国語の勉強を始めてまもない人がやってしまいがちなのが、下の例のような間違いです。

例1)我的蛋糕姐姐吃(私のケーキは姉に食べられた)

→我的蛋糕姐姐吃/我的蛋糕姐姐吃掉了

この場合、「私のケーキ」が食べられてどうなったかを表すことができません。

正しい「被」の使い方の例

上の例1を正しく言い換えると、以下のようになります。

例2)我的蛋糕姐姐吃了(私のケーキは姉に食べられた)

(→「我的蛋糕姐姐吃掉了」でもOK!)

例2のように、動詞の後には必ず、動詞の結果を表す結果補語や、状態の変化を表す「了」をつけなければなりません。

[chat face=”cropped-Ryucha_sama.png” name=”りゅうちゃ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]「被」のあとは、「動詞+補語」もしくは「動詞+了」という形で覚えておきましょう![/chat]

中国語の「被」のルール③「自動詞は使えない」

「被」を使うときの3つ目のルールは、動詞が自動詞じゃないことです。

  • 自動詞・・・目的語をとれない(動詞単体で意味が通じる)
  • 他動詞・・・目的語をとる(動詞の作用する対象が必要

間違った「被」の使い方の例

以下の例のように、「被」を使った受け身文では自動詞が使えないので注意しましょう。

例1)我妈妈生气了(私は母さんに怒られた)

→我妈妈批评了(批评(pī píng)は他動詞)

この場合、「怒る」という単語は自動詞なので、受け身の「被」を使うことができません。

正しい「被」の使い方の例

例1を正しい使い方に直すには、同じ意味を持つ他動詞を用いるか、結果補語を使います。

例2)我妈妈骂(私は母さんに怒られた)

この場合は、「生气(shēng qì)」という自動詞を「骂(mà)」という他動詞に変換することで「被」の使い方のルールを満たしています。

中国語の受け身文「叫・让・给」

書面語的な使い方をする「被」とは対称的に、口語的な使い方をするのが「叫・让・给」です。

特に「叫・让」は「使役文」のイメージの方が強いため、「受け身文」でも使えるということを知らない人が多いです。

[chat face=”cropped-Ryucha_sama.png” name=”りゅうちゃ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]では、受け身文となる場合の「叫・让・给」使い方を見ていきましょう![/chat]

中国語の受け身文「叫・

「叫・让」を受け身文として使う場合は、「被」の1つ目のルールと同様、必ず話し手にとってよくないことを表します。

また、「被」の場合は被害にあった人(動作主)を省略することができましたが、「叫・让」は動作主の省略はできません。

間違った例)我的脚踏车叫(/让)偷走了(動作主がないため間違い

→我的脚踏车叫(/让)他偷走了(僕の財布は彼に盗まれた)

中国語の受け身文「给」

「给」を受け身文として使う場合も、「叫・让」と同様に、必ず話し手にとってよくないことを表します。

ただし、「被」と同じように文中の動作主を省略し、抽象的な意味にすることは可能です。

例1)他妈妈骂了(彼は母親に怒られた)

→他骂了(彼は怒られた)

中国語の受け身文「まとめ」

以上、本記事では中国語の受け身文について解説させていただきました。

「被・叫・让・给」、4つの受け身を表す単語の使い方やニュアンスを理解していただけたでしょうか。

今回の重要点を以下にまとめておきますので、復習の際に参考にしてみてください。

[box03 title=”本記事の重要点”]

  • 中国語の受け身文を表す単語は、「被・叫・让・给」の4つ
  • 「被」の使い方には3つのルールがある
  • 「被」は書面語的、「叫・让・给」は口語的なニュアンスで使われる

[/box03]

[chat face=”cropped-Ryucha_sama.png” name=”りゅうちゃ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!一緒に中国語の勉強頑張っていきましょう![/chat]

【例文付きで完全マスター!】「思う」の中国語表現5つを徹底解説!

「『思う』の中国語の使い分けって?」「どんなニュアンスの違いがあるの?」

日本語の「思う」は一つだけですが、中国語で「〜と思う」「〜と考える」という場合は5つの言い方があります。

本記事では、中国語の「思う」の使い分けについて、中国語学習歴7年、台湾No.1大学に語学留学経験ありの筆者がわかりやすく解説しています。

[chat face=”cropped-Ryucha_sama.png” name=”りゅうちゃ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]例文付きで解説しているので初心者の方も安心して読み進めてくださいね![/chat]

「思う」の中国語①「认为」

最初の「思う」を表現する中国語は「认为(rèn wéi)」です。

「认为」は、かっちりとした場面や、政治や経済といった難しい話題などを話す際に使う表現です。

例1)我认为中国经济以后也继续发展下去

(私は、中国経済は今後も成長し続けると思う

例2)我认为我们讨论的时候,应该要尊重互相的意见

(討論の時は互いの意見を尊重するべきだと思う

[chat face=”cropped-Ryucha_sama.png” name=”りゅうちゃ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]厳粛な場面や、難しい話のときは「认为」を使うと覚えておきましょう![/chat]

「思う」の中国語②「想」

2つ目の「思う」を表現する中国語は「想(xiǎng)」です。

「想」は、場面や状況を問わず、考えるという行為そのものを指す場合に使います。

「考える」という行為そのものを表すので、文法的な表現の汎用性も高いです。

例1)我想想看,先给我一点时间好吗?(ちょっと考えるから時間くれる?)

例2)我没到他是这么坏的人(彼がこんなひどいやつだとは思わなかった

上の例1のように、2回重ねることで「ちょっと考える」としたり、例2のように、結果補語の「到(dào)」を伴って「思いもしなかった」と言ったりすることができます。

https://ryu-cha.com/chugokugo-kanouhogo/

また、「想」には、「懐しく思う」という意味もあります。

「想」のあとの目的語に、家族や恋人の名前など、話し手の懐古の対象となる名詞が来た場合、「恋しい」「懐かしい」といった感情を表す意味に変化します。

例)他很老家(彼は故郷が恋しくなっている=ホームシックになっている

例)我很家乡的父母(故郷の両親が恋しい

[chat face=”cropped-Ryucha_sama.png” name=”りゅうちゃ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]考えるという行為懐かしいと思う気持ちを表すときは「想」を使うと覚えておきましょう![/chat]

「思う」の中国語③「觉得」

3つ目の「思う」を表現する中国語は「觉得(jué de)」です。

「觉得」は、五感的な要因によって感じたことや、感覚的に思ったことを述べるときに使います。

例)我觉得这个菜很好吃(この料理はとても美味しいと思う

例)我觉得这件衣服很贵(この服はちょっと高いと思う

上の例1では、美味しい(=味覚)という感覚を感じたことによって思ったことなので、「觉得」を使っています。

例2の場合でも同様で、「高いと思う」は話し手の感覚を表しています。ですのでこの場合の思うも「觉得」を使うのが適切というわけです。

[chat face=”cropped-Ryucha_sama.png” name=”りゅうちゃ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]五感的な要因感覚的に思ったことを表す場合は「觉得」を使うと覚えておきましょう![/chat]

「思う」の中国語④「以为」

4つ目の「思う」を表現する中国語は「以为(yǐ wéi)」です。

「以为」は基本的に過去に思ったことを表す動詞なので、日本語に訳す場合、正確には「〜だと思った」と訳します。

例)我以为是你弄错的(君がやらかしたんだと思った

例)我以为你也早就知道了(俺は君もとっくに知っていると思ってたよ)

[chat face=”cropped-Ryucha_sama.png” name=”りゅうちゃ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]「〜と思った」と言いたい場合は「以为」を使うと覚えておきましょう![/chat]

「思う」の中国語⑤「看」

5つ目の「思う」を表現する中国語は「看(kàn)」です。

「看」は、家族や友達などの親しい間柄で行う意見交換や、フランクに思ったことを話す場合など、口語的な場面でよく使われます。

例えば日本の刑事ドラマなどで、「君はこの事件どう見る?」というセリフがあるかと思います。

中国語でも同じように「看(見る)」を「考える」や「思う」といった意味で使ったりします。

[chat face=”cropped-Ryucha_sama.png” name=”りゅうちゃ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]「君はこの事件どう見る?」の「見る」は「思う」という意味ですよね![/chat]

例)我,他的意见是不对(彼の言っていることは間違いだと思うよ)

例)你怎样呢?(お前どう思う?)

「思う」の中国語「まとめ」

以上、今回は「思う」の中国語について解説させていただきました。

今回の内容を以下にまとめておくので、復習する際の参考にしてみてください。

[box03 title=”本記事の重要点”]

  • 认为(rèn wéi)→自分の複雑な考えを主張
  • 想(xiǎng)→簡単に考える
  • 觉得(jué de)→五感によって感じた・思ったこと
  • 以为(yǐ wéi)→「思った」
  • 看(kàn)→フランクな場面で意見を述べる場合、口語表現

[/box03]

[chat face=”cropped-Ryucha_sama.png” name=”りゅうちゃ” align=”left” border=”gray” bg=”none” style=”maru”]今回も最後まで読んでいただきありがとうございました!一緒に中国語の勉強頑張っていきましょう![/chat]

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