「中国語の自己紹介って何を言えばいいの?」「中国語の自己紹介フレーズを覚えたい」
中国語を学習していれば、中国人や台湾人など、ネイティブと話す機会も少なからず出てくるかと思います。
中国語を学習している身としては、自己紹介ぐらいできるようになっておきたいですよね。
本記事では、中国語学習歴7年、台湾No.1大学に留学経験ありの筆者が、ちょっとした自己紹介をするときに使える中国語フレーズをご紹介します。
Contents
中国語の自己紹介「中国語で基本プロフィール」
「中国語で自己紹介」となると、「何か特別なことを言わなければならないのかな」と構えてしまうかもしれません。
ですが基本的に、中国語での自己紹介も日本語で自己紹介をするときと同じで問題ありません。
本章では、名前や年齢、学校名など、いわゆる「基本プロフィール」の言い方についてまとめていきます。
- 名前
- 年齢
- 高校・大学名
- 仕事内容
- 出身地
- 趣味・ハマっていること
- 干支
中国語の自己紹介「名前」
自分の名前を名乗る場合には、「姓(xìng)」か「叫(jiào)」のどちらかを使います。
- 我姓~
- 我叫~
例)我姓山田(wǒ xìng shān tián)
例)我叫山田达哉(wǒ jiào shān tián dá zāi)
→私は山田です。/私は山田達哉といいます。
上の例のように、「姓(xìng)」の後ろには苗字、「叫(jiào)」の後ろには、フルネームもしくは名前を置きます。
中国語の自己紹介「年齢」
例)我今年二十一岁(wǒ jīn nián èr shí yī suì)
→私は今年で21歳です。
自分の年齢を答えるときは、上の例のように「我今年〜岁」というように答えればOKです。
「〜」の部分に自分の年齢を入れて答えましょう。

中国語の自己紹介「高校・大学名」
例)我在上早稻田大学(wǒ zài shàng dà xué zǎo dào tián dà xué)
→私は早稲田大学に通っています。
上のように、「我在上〜」の「〜」の部分に自分の通っている大学名を当てはめて答えましょう。
「上大学(shàng dà xué)」で大学に通うという意味になります。
ちなみに、高校は「高中(gāo zhōng)」、中学は「中学/初中(zhōng xué /chū zhōng」と言います。
中国語の自己紹介「出身地」
例)我的出身地是东京(wǒ de chū shēn d shì dōng jīng)
例)我在东京出生(wǒ zài dōng jīng chū shēng)
→私の出身地は東京です。/私は東京の生まれです。
中国語で出身地を答えるときは、「我的出身地是~」もしくは「我在~出生」を使います。
「〜」の部分に自分の出身地の県を入れて答えましょう。
中国語の自己紹介「趣味・ハマっていること」
例)我的爱好是看电影(wǒ de ài hǎo shì kàn diàn yǐng)
例)我对看电影有兴趣(wǒ duì kàn diàn yǐng yǒu xìng qù)
→私の趣味は映画を見ることです。/私は映画を見ることに興味があります。
自分の趣味を話すときは、「我的爱好是~」「我对~有兴趣」という2つの言い方をします。
「〜」の部分に自分の趣味やハマっていることを入れて答えましょう。
中国語の自己紹介「干支」
例)我是属龙的(wǒ shì shǔ lóng de)
→私は辰年です。
日本ではなかなかないのですが、中国語の挨拶では、たまに干支を聞かれることがあります。
もし、「你是属什么的?(nǐ shì shǔ shén me de)」と聞かれたら、上の例のように、
「我是属〜(wǒ shì shǔ)」と答えましょう。
「〜」の部分には、自分の干支を入れます。以下に中国語の干支の言い方を載せたのでぜひ参考にしてみてください。
子(ね) | 老鼠(lǎo shǔ) |
---|---|
丑(うし) | 牛(niú) |
寅(とら) | 老虎(lǎo hǔ) |
卯(う) | 兔子(tù zǐ) |
辰(たつ) | 龙(lóng) |
巳(み) | 蛇(shé) |
午(うま) | 马(mǎ) |
未(ひつじ) | 羊(yáng) |
申(さる) | 猴子(hóu zǐ) |
酉(とり) | 鸡(jī) |
戌(いぬ) | 狗(gǒu) |
亥(い) | 猪(zhū) |
中国語の自己紹介「30秒で自己紹介」
ここまでで、基本的な自己紹介のフレーズについて解説してきました。
本章では、前章で紹介したフレーズを使って「30秒」にまとめる作業をして行きたいと思います。
自己紹介でただ事実を羅列するのと、順番を意識して話すのとでは相手に与える印象は大違いです。
自己紹介のまとめ方
今回は30秒で設定しましたが、短めの自己紹介ではフレーズの繋げ方が重要です。
「30秒」の自己紹介であれば、伝えるべきは「名前」「年齢」「学校」「趣味」です。
ですので、この4つをまずはうまく繋ぎ合わせましょう。
例)名前:山口達哉、年齢:20歳、学校:慶應大学、趣味:釣りに行くこと
上の例のようなプロフィールの人の自己紹介をします。
自己紹介例1)
大家好,我叫山口达哉。我今年20岁。我在上庆应大学。我的爱好是去海边钓鱼。
(みなさんこんにちは、私は山口達哉と言います。今年20歳です。私は慶應大学に通っています。私の趣味は海に行って釣りをすることです。)
もちろんこれでもOKですが、文章がやや平坦ですよね。ですので、これを以下のように変えてみます。
自己紹介例2)
大家好,我叫山口达哉,请叫我「达哉」。我今年20岁,现在是庆应大学的3年级。然后,我的爱好是去海边钓鱼。
(みなさんこんにちは、私は山口達哉と言います。「達哉」って呼んでください。私は今年20歳で、現在、慶應大学の3年生です。それから、私の趣味は海に行って釣りをすることです。)
具体的に変更したのは赤字の部分です。これであれば、文章全体に流れができるので、聴く側にとってもスラスラと情報が入ってきます。
自己紹介の最後には気の利いた一言を
聞いてる側も、「あぁ、この人はまだ始めたばかりなんだな」と気づいてくれるかと思います。
ですが、最後に気の利いた一言を添えられるかどうかで、相手の今後の自分に対する印象が大きく変わります。
以下で紹介している3つは、自己紹介の最後に添える言葉にぴったりのフレーズです。
例1)很高兴认识你们(hěn gāo xìng rèn shì nǐ men)
→お会いできてとても嬉しいです。
例2)请多多指教(qǐng duō duō zhǐ jiào)
→是非ともよろしくお願いします
例3)以后希望跟你们多多交流(yǐ hòu xī wàng gēn nǐ men duō duō jiāo liú)
→今後もあなた(がた)とたくさん交流したいです
ただ自分の情報を並べるだけでは、聞き手に「だから?」という印象を与えてしまいます。
中国語の自己紹介「まとめ」
以上、本記事では、中国語の自己紹介について解説させていただきました。
自己紹介は会話のスタートなので、言いたいことをしっかりと伝えられるように練習しておきましょう。
最後に今回紹介した自己紹介の例をテンプレートとして載せておくので、「〜」で示した部分を自分の情報に変えて活用してみてくださいね。
大家好,我叫「名前」,请叫我「あだ名」。我今年「年齢」岁,现在是「大学名」大学的「年次」年级。然后,我的爱好是「趣味」。很高兴认识你们,请多多指教!
(みなさんこんにちは、私は「〜」と言います。「〜」って呼んでください。私は今年「〜」歳で、現在、「〜」大学の「〜」年生です。それから、私の趣味は「〜」です。みなさんにお会いできて嬉しいです、よろしくお願いします!)